ミッチャンのぶろぐ~。

ミッチャンが書けることを書きます。

「居宅サービス計画作成届出書」出し忘れると恐ろしい結果が待っている・・・。

   

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『居宅サービス計画作成依頼(変更)届出書』という書類をご存知でしょうか?

これ、提出を忘れると、大変なことになるのです・・・。考えただけでも恐ろしい・・・。

この書類はどういった意味のある書類なのか?

誰が取り扱うものなのか?

忘れるとどうなってしまうのか?

以下で、見てみたいと思います。

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在宅介護サービスを介護保険で利用するための重要書類!

『居宅サービス計画作成依頼(変更)届出書』は、

介護認定の申請時や、ケアマネジャーにケアプランを作成してもらう時に、市町村の介護保険窓口に提出するものです。

 

居宅サービス計画作成依頼(変更)届出書

 

この書類が提出されると、

 

介護保険被保険者証に、書類に記載した居宅介護支援事業所の名称が印字、または手書きされます。

下図の青〇のところです。

 

 

これを提出し忘れると恐ろしいことが待っている・・・。

では、提出し忘れたことに気づき、青ざめる居宅介護支援事業所のケアマネジャーによる業務の流れとして見てみます。

  1. 毎月、月初に行う、国民健康保険連合会への報酬請求に対するエラーの確認をする。これは要するに、「Aさんという利用者が先月はコレだけの介護保険サービスの利用をしたので、これだけの報酬の請求をさせていただきますよ。」という事業所からデータを送ります。そのデータがきちんと間違っていないかチェックをする機関でもあります。
    (給付管理による返戻の確認。市町村からの通知でもわかります。)
  2. 先月提出したAさんの請求データがエラーになっていることがわかります。
  3. エラー個所を調べます。例えば、生年月日が間違っていたり、番号が違っていたりと、単純なミスなどで引っかかります。
  4. エラー個所が見つからない。・・・・⇒「あれ?おかしいな?」と少~し不安になります。
  5. 一応、全てのエラーがありそうな箇所を調べ、各サービス事業所から届いている実績なども確認します。
  6. でも、エラー個所が見つからない。・・・だいぶ不安になっています。
  7. 返戻の通知の文言として、「支援事業所番号:市町村の認定情報と不一致(支援事業所) 」なんていう不穏な事由が書かれているのは実は既に目にしているのであるが、「ひょっとして・・・、やっぱり・・・?。」とある一つの現実に目を向けなければならないことを覚悟し始めます。
  8. 「まさかね・・・、そんなことあるわけないよ、はははは・・・。」とこわばった独り言を言いながらも、震える手で受話器を持ち、市町村の介護保険係に問い合わせをします。
    「〇〇居宅介護支援事業所ですが、Aさんについて、ウチの(略)作成届、・・・出てますでしょうか?」

ああ、恐ろしい・・・。

役所の担当者から言われた言葉は、

 

「ああ~そうですね~、Aさんの届出ですよね~。・・・出てませんねぇ。」

 

 

「・・・・・」

 

 

「終わった・・・。どうしよう。やっちまった。」

 

 

「(上司になんて言おう。給与から天引き?自分じゃ出せないし・・・。うわ~~ん。)」

 

こんな感じの、世紀の”やっちまった”感で一杯です。このショックはデカいです。そして絶望感は深い。周りで見ていた同僚のケアマネも、なんて声をかけてあげればよいのかわからない、それくらいの状況。

 

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要するに、この書類は、

「これから介護保険を使うので、ケアプランの作成をケアマネジャーに依頼をします。それはこの書類に記載した事業所です。」

と利用者が市町村に届け出をしてもらうのです。

そして、介護保険が使えるように、データに登録をするのです。

 

それが、提出されていないと、

市町村のデータにのらない!

ということは、いくらケアマネジャーがプランを作って、サービスを利用しても、

介護保険のシステムが機能しない!

結局、介護保険が使えていない、ということになります。

ですから、事業所がいくら報酬を請求してもエラーが続きます。

 

利用者への影響は?

では、利用する側への影響はどうなるのか?

先にも書いたように、介護保険が機能していないので、サービスを利用したとしても、介護保険を使っていないことになる。

 

介護保険の一番の特徴は、

介護サービスが1割で利用できる!

でしたね。   ⇒ 詳しくはこちら:介護保険とは?とってもわかりやすく言うと・・・。

 

と、いうことは・・・

 

そうです、

1割での利用ができていない、

ということになります。

 

ああ、恐ろしい・・・。

考えただけでも寒気がしてきます。

 

なぜなら、

 

利用者が、全額(10割)払わなくてはならないから!!

わおっ!

 

これは、きついですよ。

1万円で済んでいた利用料が、10万円になりますからね。

 

あんまりだ!救済措置はないのか?

そうですよね。いきなり10割だなんて・・・。

 

でも、安心してください。

 

あとで、9割戻ってきます。

 

なぁんだ、よかった~。ほっ・・・。

 

これは、「償還払い」と言って、

最初に10割支払い、後に9割戻すことで、結果的に1割の費用で済む、というシステムです。

 

だから、最初は痛いですが、後から、ごっそり戻ってくるのです。

 

でもね、こんな大事な書類を忘れるなんて酷い!

ですよね。多大なるストレスですね。

 

この書類、経験上、ケアマネジャーが契約と同時に市町村に提出することがほとんどではないでしょうか?

ですから、利用者としては、取り扱うことはないので、責任は取り扱いをしたケアマネジャーにあります、、、、が!

 

ですが!

 

この書類の名称は何か?何と書かれているか?

 

『居宅サービス計画作成依頼(変更)届出書』

 

はい、大事なところわかった?

そう、

”作成依頼”

という文字が見えますよね。

 

そうなんです。これは、本来、利用する側が提出するもので、ケアマネジャーは代行で提出しているのです。

 

よく、上部のリンクで書類を見てください。

用紙の下のほうには、提出者の住所、氏名、電話番号を記入する欄があります。

どう見ても、利用する側のものなのです。

 

新しく介護認定を受けた場合は、被保険者証と一緒にこの用紙も封筒に入って送られてくるはずです。

 

ですから、介護保険を使うということは、自らの責任もしっかり認識して、書類にもよく目を通すべきなのです。

「全てケアマネジャーが代わりにやってくれる。当たり前じゃ。」などと考えていると、

上記のように、大金を払わなければならない羽目にもなってしまいます。

 

ケアマネジャーも、何でも代わりにやろうとしないで、しっかり、書類の意味も利用者と確認をしていくべきだと思います。

利用者、もしくは家族にも自分たちでできることは協力してもらう。

自分が、自分たちが制度を利用する、という意識を持ってもらうことも、効果的に制度を使うためには必要なことだと思います。

 

以上、グダグダと長くなりましたが、

言いたいことは、

「頼り過ぎない」

ということですね。

(べ、べつに、責任転嫁しているわけではありませんよ・・・汗)

 

 

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