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【介護保険】1割の計算の仕方について

   

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はい、こんにちは。

今回は、介護保険のサービスを利用した時の、1割負担(人によっては2割、3割)の計算の仕方はどんなものか、見てみたいと思います。

ケアマネジャー(介護支援専門員)でも、今はパソコンのソフトですべて計算をしますので、手計算で導き出すとなると、迷うことも多いのですが、利用する側としても、毎月ケアマネジャーから渡されるサービス利用表のセットの2枚目、「サービス利用表別表」の計算にはあまり目がいかない人も多いですね。

しかし、これも仕方ないもので、専門的な文言が並んでいて、さらに、字が小さい・・・。これでは、見る気は最初から起こりません。(この細かさは、なんとかならないかなぁ。おじいちゃん、おばあちゃんはさっぱり読めないしわからないと思う。)

とにかく、費用負担となる1割負担分の導き方がわかれば、どのようにお金が流れるのかもふくめて、理解の助けになると思います。知っていて損はありませんよ。

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計算式はコレ!

① 単位数 × 回数  ・・・ A

② A × 単位数単価 ・・・ B (費用総額)《少数点以下切り捨て》

③ B(費用総額)× 90% ・・・ C 《少数点以下切り捨て》

④ B - C  ・・・ 1割負担額

まとめると、

 単位数×回数×単位数単価 ー 単位数×回数×単位数単価×90% = 利用者負担(1割)

となります。そんなに難しくないですね。

考えれば当たり前の計算ですが、言葉で考えると、

 

①サービス1回分の単位数に、その利用した回数をかけて、総単位数を出す。

②総単位数に単価をかけて、費用総額を出す。

③費用総額に給付率(90%)をかけて、保険給付額を出す。

④費用総額から保険給付額を引いて残った数が、利用者負担

ということになります。

 

ポイント!

②③の小数点以下切り捨てです。

これが違うと、1円単位での誤差が出ます。

この小数点以下切り捨てがあるために、上記の①→④の順番で計算を行うことで正確に計算できます。

※これは、時々、「あれ?切り捨てだっけ?切り上げだっけ?」と迷うことがありますが、覚え方があります。
9割の給付率をかけるまでのことなので、これは、市町村が支払うもの。「市町村はできるだけ払いたくない。だから、小数点以下は切り捨てて、その切り捨てた分を利用者の負担にしている。」と考えればわかります。
総額から、小数点以下を切り捨てた額を引いたら、その切り捨てた部分はどこにいくのか。それは、引いた残りの部分に、しっかり残っているわけですからね。

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それぞれの言葉の意味を簡単に説明

単位数

介護保険のサービスはすべて、「単位数」が決まっています。

例えば、

訪問介護(ホームヘルプサービス)で、おむつ交換などの身体的な介護が20分以上30分未満の利用をした場合は、245単位。

要介護3の人が普通規模のデイサービスに5~7時間利用したら、780単位。

このように、非常に細かく分かれて、それぞれのサービス種類、時間に合わせた単位が決まっています。

参考→WAM NET│介護保険事務処理システム変更に係る参考資料(確定版)(平成29年3月30日事務連絡)

 

単位数単価

基本単価は、1単位は10円です。

ただし、地域と、介護サービスの種類によって、単価が変わってきます。

例えば、訪問リハビリテーションについてみると、

東京都特別区では、1単位11.1円(なんと11円越え!)ですが、静岡県浜松市では1単位10.17円です。

参考→地域区分の適用地域(WAM NETより)

参考→地域別単価(参照:ニップクケアサービス株式会社より)

 

給付率

言わずと知れた、市町村が保険の給付として被保険者に給付する総費用に対する割合です。

10万円分の介護サービスに対して、9万円を市町村が給付する、ということです。

これは基本は9割ですが、昨今の改定で、収入に応じて8割や7割の給付、つまり、その人の収入によって負担割合が1割~3割になるということです。詳しくはまた別稿にて。

ちなみに、この給付ですが、例えばAヘルパー事業所に、3万円相当のサービス利用料を支払うわけですが、介護保険をつかって、1割であれば、3千円で済むわけです。このAヘルパー事業所には、市町村から2万7千円入り、利用者からは3千円入る、というおかねの流れになります。そのために、このA事業所は毎月10日までに、「3万円分の単位数で、サービス提供しました。ですから、1割は利用者から支払ってもらうので、9割分を市町村からいただきます。」という報告をするわけです。要するに医療でいうレセプトですね。

 

実際に計算してみよう

では、実際に計算をしてみましょう。

例を挙げます。

サービスは、ヘルパー。お風呂介助で、着替えや後片付け、水分補給等を入れて30分以上1時間未満のサービス。→388単位

地域は5級地のつくば市。なので、単価は10.7円

さらに、国民年金のみの収入のため、負担割合は1割

週3回で、月に13回利用。

 

この月の利用者負担額は、

388単位×13回×10.7円=53970.8円 ≒ 53970円 (サービス利用総額:小数点以下切り捨て!!

53970円×90%= 48573円 (保険給付額)

53970円ー48573円=5397円 (利用者負担)

 

よって、入浴介助のヘルパーサービスを月に13回使うと、つくば市では、5,397円で利用できるということになります。

※実際は、処遇改善加算や、特別事業所加算など加算が付くことがあるので、若干違いはでます。

 

以上です。

では!

 

 

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