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デイサービスとは?目的や内容ってどんなものなのか

      2017/10/25

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はい、こんにちは。

今回は、”デイサービス”について見てみたいと思います。

朝9:00ごろや、夕方5:00ごろに、ミニバンや10人乗りのバンが良く目につきます。

「デイサービスセンター〇〇〇」や「〇〇苑」など、いろんな名前が車の脇に書かれているのをよく見かけませんか?

あれですね。デイサービスの職員が、おじいちゃん、おばあちゃんを送迎中です。

ところで、デイサービスってどんなところなのでしょうか?

一口でデイサービスといっても、いろんな種類があります。

今回はまずは、オーソドックスなデイサービスについて、できるだけわかりやすく説明してみます。

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デイサービスって何をするところなの?

デイサービスというと、おじいちゃん、おばあちゃんが、椅子に座って紙風船を落とさないようにして遊んでいたり、みんなで色紙をちぎって富士山の絵を作ったり、「青い山脈」(もうあまりないかな・・・)をみんなで歌ったりして、どうやら楽しく遊んで帰ってくるところ、っていうイメージがあると思います。人によっては、「あんな幼稚園みたいなところなんて嫌だ!」と思っている人も多いでしょう。

でも、なぜそう見えるのか、わざわざ人生の先輩を集めて、なぜあんなことをやるのでしょうか?意味があるのでしょうか?

 

あるんですね~。

 

結論から言います。

 

自分の家で、

その人なりの生活ができて、

家族が少しでも楽になれるように

やっているのです。

 

あくまでも、自分の家を中心として、

自分が長年続けてきた馴染みの生活をこれからも続けること。

これが、デイサービスの目的です。

 

例えば、輪になって楽しむ紙風船バレー

あれは結構な能力が必要です。動いてフワフワしている風船を狙って落とさないようにしたから叩く。強すぎてもつぶれて上がらないし、弱くてもダメ。適度な力が必要。しかも、次の人のことも考えてパスをしなければなりません。

腕を上げる、足で踏ん張る、腹筋を使う、集中する、上手く叩けるように紙風船の位置を確認し、たたく場所を考える、方向を定める、などなど、いろんな機能を使います。それらを一瞬にして同時に行うのです。

その過程で、失敗したり、ヘマしたりして、自分でも笑っちゃうし、人の姿を見ても面白い。だから自然と笑ってしまう。単純に楽しいのですね。

この、”楽しさ”がとっても大事で、笑顔になると、緊張もほぐれるし、気持ちも和らぐし、何より身体の力が発揮される。

これを何度も繰り返し、週に2~3回でもやっていれば、体のいろんな眠っている機能が呼び起されます。

この刺激が、自宅での些細な行動、例えばテーブルの上のものを取る、服を着る、洗濯ものを干す、椅子から立ち上がる、電気のスイッチを入れる、などといった日ごろ使っている身体の機能を維持し、またはできるようになっていくのです。

 

ほら、しっかり意味がある

 

先にあげた、ちぎり絵や、みんなで歌う事も、それ自体がどんな体の機能心の機能を使っているか考えてみてください。いろんな発見があると思います。
習字をしたり、塗り絵をしたり、お菓子を作ったり、かごを作ったり、カラオケをしたり、麻雀やったり、漢字クイズやったり・・・。

こうして、デイサービスでは、いろんな活動を取り入れながら、利用するおじいちゃん、おばあちゃんの持っている力を発揮できるよういろんな仕掛けを考えているのです。

何もしなければ、何もしない(何もできない)体になってしまいます。

 

法律で、その目的が明文化されている

デイサービス(通所介護)について、介護サービスの事業運営の基準について書かれた法令では、こう書かれています。

要介護状態となった場合においても、
その利用者が可能な限りその居宅において、
その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう
生活機能の維持又は向上を目指し、
必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、
社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持
並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない。

「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成十一年三月三十一日)(厚生省令第三十七号)
第九十二条より

 

要するに・・・

デイサービスは、

介護が必要な状態になっても

できるかぎり住んでいる場所で、今もっている力を発揮して、自分で納得し、自分で選んだ日常生活を続けることができるように、

生活に必要な身体の動きを維持したり、向上したりするために、

食事やお風呂、トイレなど、困難になってきた部分の世話をしながら、運動や機能訓練を行うことで、

家から出て人と接して、気持ちも体力も低下させることなく、

そして、本人のみならず、日ごろから世話をしてくれる家族の体調や心が疲弊しないように、

デイサービスは、計画立てて、それを実現できるよう努力していくもの。

ということですね。

 

良い事書いてある!!

 

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何時から始まり、何をして、何時に帰るの?

上記までは、デイサービスの目的について見てみました。

それでは、具体的な内容について触れてみたいと思います。

 

何時から始まり、何をして、何時に帰るの?

大抵は朝10:00から、夕方5:00頃まででしょうか。

介護報酬の関係もあり、7時間~9時間という枠で営業しているところが多いようです。もちろん、いろんな理由で、5時間~7時間という枠で利用することもありえます。

従来からある代表的なデイサービスでは、
・到着し、お茶を飲んで少し休んでから、血圧と体温測定で本日の体調を確認。
・全体での体操
・個別で作品作りなど手先を使っての活動
・入浴
・機能訓練

昼食を挟んで、

・グループで体や頭を使った活動
・機能訓練
・入浴(午前入っていない人)
・疲れた人は休憩(ベッドで横になる)
・ティータイム
・帰り支度

利用される人のペースに合わせて、上記のような活動をします。

楽しめている人は、あっという間に終わるようです。
楽しめていない人は・・・、まあ、長く感じるでしょうねぇ・・・。

ですから、内容、雰囲気、他の利用者の様子、規模など、その人が利用を続けられるところを探すということも大切になってきます。比較的女性はどこを利用してもそれなりに話し相手を作り、楽しめるようです。が、男性はなかなか入れない人も多いようです。場を楽しむというよりは、目的がないと意味がないと感じる人も結構います。まあ、当然といえば当然。

 

送り迎えはどうすればよいの?

送り迎えは施設が行います。
冒頭に書いた、10人乗りのワゴン車などで送迎します。もちろん、家族が送迎するということであれば可能です。その分だけ、若干利用料も安くなります。

送迎スタッフは、デイサービスのスタッフが兼ねていることがほとんどです。ですから、送迎時に今日の様子などを申し送りも直接できますね。家族との接点としても送迎の時間は意外と大切かもしれません。

送迎時間は場所と、ルートによります。

何人もの家を回って乗り合いですから、30分~40分くらいでしょうか。

もし、車に酔いやすいとか、車にのることが体調に影響がある、など何かしら不都合があれば、相談をすることで乗る順番や座る場所、または個別送迎などいろいろと検討をしてくれるはずです。

 

どんな人が働いているの?

【生活相談員】

大抵の場合、一番最初に会うのがこの生活相談員です。見学をしたり、最初の受付の時に説明をしてくれます。ケアマネジャーが最初に相談をするのもそうです。

また、利用を開始してからは、その方の関係書類の管理、生活上・利用上の相談、それらについてケアマネジャーやほかのスタッフに報告や連絡、相談をするなど橋渡し役にもなります。逆にケアマネジャーやその他関連機関からの情報や検討内容デイサービスのスタッフに伝え、業務に反映をするなどの仕事を行います。

また、サービス担当者会議に出席し、デイサービスでの状況や、体の状況、課題と思われることを共有し解決を図るなどの役割もあります。

つまり、利用者の情報を管理し、それを内・外に伝えて、効果的にデイサービスを利用できるよう取り計らう役割となっています。ですから、生活相談員の動き次第では、利用状況が変わってくるかもしれません。

 

【看護師】

デイサービスには、いろいろな病気や障害、心身状況の違う方々が利用します。昼食時にはお薬を飲む方も多いでしょう。そのような中、一人ひとりの利用する方の、今日の体調はどうか、お風呂にはいれるかどうか、機能訓練はできるかどうか、食事は取れたかどうか、医療の目をもって確認してくれます。もちろん体調が悪いときなどどのように対応をするか、など中心となって健康管理をしてくれる役割となります。

ただ、デイサービスの看護師は、病院の看護師とは違います。医師の指示があって行っているわけではありませんので、病院のようにはいきません。具合が悪くても診断はできませんし、治療もできません。もちろん簡単な怪我の応急手当や、軟膏を塗ったりするなどは行ったりはしますが、あくまで応急的ですので、その時の利用者の状況を冷静に見て、帰宅を促すのか、その場で救急車を呼ぶのか、どういった対応をするのか、などの判断を下す役割でもあります。

でも、看護師さんがいてくれるので、体調に自信がなくても、安心できますね。

 

【介護職員】

これはもう、利用時間中ずっとメインで、いろんなことを手伝ってくれたり、準備してくれたり、促してくれたり、笑わせてくれたり、見守ってくれたり、気づかせてくれたり、送り迎え、入浴、着替え、服薬、排泄、食事など世話をしてくれます。この人たちがいなければ、おじいちゃん、おばあちゃんだけデイサービスに行っても、なーんにも事が運ばないのではないでしょうか。

一番身近で動いてくれる役割の人たちですね。

そして、利用している方一人一人のことを、一番知っているのが、この介護職員ではないでしょうか?

 

 

【機能訓練指導員】

法令では、「日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う能力を有する者」と定義しています。

”訓練を行う能力を有するもの”というのは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師といった、体の機能についての知識があり、かつ、訓練ができる技術、方法を知っている者です。

最初の項でも書いた通り、デイサービスは”通いのサービス”ではありますが、自宅での生活が活性化するためのサービスです。ですから何かしらの原因で体の能力が落ちているという事であれば、自宅での日常の生活に必要な動作ができるようになるための訓練も重要なサービスになりますね。

 

【管理者】

いわゆる「施設長」のような立場で、管理業務を行いますが、普通に介護職員として働いている場合もあります。が、デイサービス全体を見て、統括する役割を担っています。

法令では、「利用者の心身の状況、希望及びその置かれている環境を踏まえて、機能訓練等の目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容等を記載した通所介護計画を作成しなければならない。」とされており、ケアマネジャーの作った居宅サービス計画書を基にして、デイサービスが、その利用する人に対して行うことについての計画書を作成し、説明、交付を行う事とされています。

つまり・・・、一番偉い人(笑)ですね。

 

週何回くらい通えるの?

極端な例を挙げます。

  • 要介護5
  • デイサービス:通常規模、5~7時間の枠
  • 他にサービス利用無し

上記の条件の場合、

デイサービスが1回の利用で988単位。要介護5であれば、ひと月36,065単位が介護保険で利用できる上限です。

ということは、単純に、

36,065 ÷ 988 ≒ 36.5030…

ひと月36回。毎日通えます。

こんな風に計算をします。

 

実際は、要介護5の方で毎日のようにデイサービスに行ける方は少ないですし、ベッドやヘルパー、ショートステイなどを利用すると、その分、デイサービスに回す単位数が減ります。

例えば要介護3の方で言えば週3回デイサービス、ヘルパーを週3回、ベッド、車いす、手すりなどをレンタルして、要介護3の限度額26,931単位内に収まるかどうか、という感じです。

毎日通う人もたまにいますが、認知症などで自宅にいることが難しい方などが多いかと思われます。

回数については、その方の希望や、身体状況などに関係しますが、要介護1でも、週3回は通えますし、1日おきに通えれば十分です。それ以上だと疲れちゃいますね。

とにかくどんな目的をもって、デイサービスを利用するのか、そのうえで、どれくらいの回数がその目的に見合っているのか、よくよく相談しながら利用すると良いと思います。

安定したリズムで生活できることが大切です。

 

料金は1回どれくらいかかる?

デイサービスの料金は、

  • 要介護度
  • 利用時間
  • 利用人数の規模
  • その他の加算

などによって変わってきます。

 

今回は、通常、一般的にイメージさる、以前からある、普通の(しつこいな笑)デイサービスについてせつめいしておりますので、一つの例を挙げます。

例)要介護3、10時~16時30分(送迎時間含まず)、機能訓練加算、入浴あり の場合

780単位(要介護3、5~7時間)+46単位(機能訓練加算)+50単位(入浴介助)=876単位

これを、1割での利用負担に計算すると、876円  ⇒ 計算方法はこちら

これに、昼食代、おやつ代、日用品費など含めて、+800円としますと、

876円+800円= 1,676円

 

したがって、上記の条件では、1回の利用料は、1,676円になります。

大まかですが、上記は要介護3の金額ですので、要介護度が一つ違うと約100円違う、と考えてよいと思います。

要介護度が低いと安くなります。

 

デイサービスの規模については、利用人数が大きくなればなるほど、利用料金は下がります。

が、10~20円/回の世界なので、きになるほど大きな差はないでしょう。

 

 

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